人間らしく◯を使ってみよう
昨日の記事で「怒り」という感情について書きました。
今本屋さんでたくさん平積みされている本の中に
「アドラー心理学」というタイトルを含むものがたくさんあります。
彼は、怒りという感情は「第二次感情」と呼んでいます。
じゃあ、「第一次感情」は?というと、
不安や恐怖、嫉妬、寂しさ、無力感、自己嫌悪など
だそうです。
昨日の記事の「怒り」の第一次感情は、この中なら「嫉妬」になるかな。
この第一次感情を捉えることができれば、さらになぜその第一次感情が
発生しているかということを分析することができます。
もうその頃には、第二次感情の怒りはどこかに消え去っているでしょう。
人間の脳は、
「大脳新皮質エリア(論理的な脳)」
と
「旧皮質(大脳辺縁系・情動的な脳)」
の大きく分けると2つになります。
怒りなどの感情は、旧皮質で発生します。
この旧皮質は、両生類や爬虫類などの主要な脳です。
人間の脳は、その脳の周りに新しいエリアを拡大していったのです。
さて、旧皮質=情動(感情)的な脳とされており、
原始的な感情が発生している場所です。
そう、ここで「怒り」などの感情の種が起きているわけです。
それをそのまま感じたまま、行動や言動をやってしまうのは、
いかがです??人間ぽくないんです。
人間なら大脳新皮質エリアを活発に使って、
論理的に判断してみることをおすすめします。
感情を分析するんです。「なぜこの感情を感じたのか」を。
人間らしく脳を使いましょう。